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2020年07月15日

五十肩について

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こんにちは、SHIBUYA整骨院です。

本日は五十肩についてお話していきます。

五十肩は正式には肩関節周囲炎といい、「肩が痛くて腕が上がらない」「肩、腕を動かすと激痛が走る」

「痛みで手を背中に回せない」等の症状があった場合に疑われる疾病です。

五十肩、四十肩に違いはなく、単純に40歳頃から症状が出やすい為に一般的にそう呼ばれています。

加齢と共に肩関節の軟骨や靭帯、腱の老化(変性)が起こり、肩関節周囲に炎症を起こすことが主な原因であると考えられています。

肩関節の動きを補助する滑液包や関節包、肩周囲にあるローテーターカフと呼ばれる筋肉群が炎症を起こし癒着してしまう事で

肩回り全体の動きが悪くなっていきます。

また、癒着した筋肉や関節を無理に動かそうすることで摩擦がおき、更に炎症を悪化させてしまう場合もあります。

 

症状は主に急性期、慢性期、回復期の3つに分けられます。

急性期では炎症を起こした関節腱板と滑液包の痛みが主でありますが、肩全体に症状が広がる場合もあります。

その場合、寝ている間など何もしていなくても痛みを感じることも多く、肩だけでなく上腕にかけて痛みが走る事もあります。

普段の生活では着替えやお風呂で体や髪を洗うときの動作に疼痛が伴うことが多く、

痛みで肩や腕を動かさなくなった結果、更に関節の可動域は制限されていきます。

 

慢性期では何もしていなくても痛むという状態はなくなりますが、

肩が途中までしか上がらないと言った運動制限やそれに伴う疼痛が出てきます。

また、この時に肩がどこまで上げられるかによって癒着部位を確認することもできます。

重症化している場合では筋肉や腱の石灰化がみられることもあり、治療に長期間を要することも多くあります。

 

回復期では肩を動かしたときの痛みや可動域の制限が徐々に改善していく時期になります。

ある程度回復しても一定以上の角度では動きに違和感が残ることもあり、

再度症状を出さない為には筋トレやストレッチ等で日頃から意識して肩周りの柔軟性をキープしていく必要があります。

 

五十肩は放置してしまう程に日常生活が不便になり、常態化して肩を動かせなくなることもあるので

症状が軽いうちからケアをしていくことが重要な疾病です。

加齢が原因である為にある日突然症状が出る場合も多く、最近まで平気だったからと痛みを見て見ぬふりで放置した結果

悪化させてしまうというパターンも多くみられます。

急性期にいかに炎症を抑えられるかで慢性期以降の回復の早さも違ってきます。

少しでも今までと違う、腕が上がりにくいと感じた時はお早めに当院へご相談ください。

皆様のご来院、心よりお待ちいたしております。

SHIBUYA整骨院

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