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2020年05月14日

糖尿病のその後について

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今回も糖尿病についてお話していきます。

糖尿病になると神経障害が起きるということは前回お伝えしましたが、それにより特に影響を受けやすいのが足部です。

常に地面と接している部位なので、知らず知らずのうちに出来た靴擦れや水虫などの小さな傷が放置されがちになってしまいます。

さらに高血糖により血流が悪くなる事で傷も治りにくく、体全体の免疫力が低下していく為に感染症にもかかりやすくなります。

そのまま感染症の重症化に気付けず、足の異常に気付いた時には壊死、壊疽を引き起こしており切断する他ない、という流れが一種のパターンと化してしまっています。

さらに問題とされているのは、足部切断後の予後についてです。

糖尿病を発症して足を切断した方の場合の5年後の生存率は40%~60%だと言われており、糖尿病患者の治療において深刻な問題となっています。

その背景として、足部切断から動く事が困難となり、運動療法が行えなくなってしまう事が原因の一つだと考えられています。

また、足の切断手術自体にも感染症等のリスクが伴い、切断後30日以内に亡くなってしまう確率も9%と決して低いものではありません。

そのため、切断手術自体を受けられない場合もあります。

現在、日本国内では年間約3000人が糖尿病足病変で足切断を余儀なくされており、非常に深刻な問題であると考えられております。

 

当院では糖尿病等の重篤な症状になる以前の段階から体の健康を保つ、「未病」の治療を目的とした施術を行っております。

姿勢の改善から骨格を歪めませない姿勢の作り方、患者様の状態に合わせた負担になりすぎない運動指導など、

健康に関するサポートを充実させておりますので、糖尿病に限らずお体の心配はいつでもご相談ください。

皆様のご来院心よりお待ちしております。

SHIBUYA整骨院

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